2014年3月9日日曜日

Xperia Z Ultraで外からLTEで家のPCコンテンツを再生したい(その4 Bubble UPnP設定)

なぜできるようになったのか分かりませんが、いつの間にか、LTE&VPN環境でもBubbleUPnPからメディアサーバーが見えるようになったので、設定をしておきます。
BubbleUPnPとBSPlayerどちらも、Bluetoothヘッドホンのリモコンが正常動作しないので、どちらの環境で落ち着くかはまだ分かりません。

【ライブラリやデバイスに使用しないものを表示させない】
1 「Local Media Server」
1-1 「Android Media Library」-「Enable」のチェックをオフにする。
1-2 「Filesystem」-「Enable」のチェックをオフにする。
1-3 「Filesystem」-「Custom Mount Point 1と2」にSDカードのVideoとMusicのパスを指定する。
1-4 「Google Music」以下のCLOUD CONTENTのEnableをすべてオフにする。
2 「Audio Cast」-「Enable」のチェックをオフにする。
3 「DEVICES」タブの「LIBRARIES」をDLANサーバーに設定し、「LIBRARY」タブからブックマークの設定を行う。
4 「「DEVICES」タブの「RENDERERS」「LIBRARIES」に不要なものをロングタップして「Hide」にし、右上の「Filter」から「Not hidden」にチェックを入れる。


【コントロールに関する設定】
1 「Control」
1-1 「Kill on inactivity」を「never」にする。これをしないと、一定時間でアプリが終了するのでリモコンが効かなくなる。

2014年3月8日土曜日

Xperia Z Ultraで外からLTEで家のPCコンテンツを再生したい(その3 BSPlayer)

引き続き、VPNを使って家の音楽・動画を外出先からXperia Z Ultraで再生するための色々。
VPNサーバーは前回の環境で運用開始ですが、メディアプレイヤーをどうしましょう、って話。

調べてみた結果、SMBを使えるメディアプレイヤーとして「BSPlayer  FREE」というのがあるようです。これをとりあえずインストールしてみました。

【サーバーの追加】
1 左上のソース選択部分から「LAN」を選択。
2 右上のメニューから「Add server」を選択。
3 接続先を追加できる画面が表示されるので、
「Server IP/name」  192.168.xxx.xxx/Videos/xxx
「Display name」    任意の名前
「User name」      Windowsファイル共有にアクセスできるユーザーの名前
「Password」      同パスワード
の要領で入力。

【環境設定】
1 右上のメニューから「Preferences」を選択。
2 環境設定の画面が表示される。
3 「User interface」
3-1 「Show controls on first touch」にチェック。
4 「General Preferences」
4-1 「Startup folder」のチェックを外す。
4-2 「Custom startup folder」に任意のパスを入力する。
4-3 「High performance WIFI mode」にチェック
5 「Gestures」
5-1 「Action on vertical swipe, left side」をAdjust volumeに変更。
6 「Playback Preferences」
6-1 「Backgroudn playback」をAudio and video filesに変更
6-2 「Use alternate HW decoding mode」にチェック
6-3 「Visualisation」のAudio contentのチェックを外す
7 「Network/Streaming」
7-1 「Network buffer size」をSmallに変更。
7-2 「Enable pre-buffering」にチェック

いい感じ、LTEからでもメディアが見えるし、操作もやりやすい。動画のプレイヤーもBubbleUPnPと違って一体化しているので、管理もしやすい。
使いやすいので広告なしの有料版「BSPlayer」を購入。

しかし、問題発生。
BluetoothヘッドホンMDR-EX31BNから停止できないですがな。

何とも、こちらを立てればあちらが立たず。


Xperia Z Ultraで外からLTEで家のPCコンテンツを再生したい(その2 VPNサーバー構築 L2TP編)

散々はまったVPN環境でメディアサーバーが見えない件ですが、ようやく原因がわかりました。
DLNAは、ネットワーク上のサーバーを探すのにIPマルチキャストを使うらしいのですが、L3レイヤーのVPNであるPPTPは、マルチキャストが使えない、とのこと。

というわけで、Windows8標準のVPN(PPTP)は諦めて、SoftEtherというソフトでL2TPを試してみることに。L2TPならデータリンク層VPNなので、上手くいくでしょうか。

1 SoftEther VPN ServerをSoftEtherのダウンロードサイトからダウンロード。
2 ダウンロードが終わったら、とりあえずデフォルトインストール。
3 サーバー管理マネージャを起動して、仮想HUBの作成をクリックし、HUB名とパスワードをつけて「OK」。
4 作成されたHUBをダブルクリックすると仮想HUBの管理画面になるので、ユーザーの管理をクリックし、ユーザーを新規作成する。
5 仮想HUBの管理画面から、仮想NATおよび仮想DHCPサーバー機能をクリックし、DHCPサーバーのみONにする。ただし、既設DHCPサーバーと払い出しIP帯が重複しないように注意。
6 サーバー管理マネージャの画面に戻り、「IPsec / L2TP 設定」をクリック。「L2TPサーバー機能を有効にする(L2TP over IPsec)」にチェックを入れ、「IPsec事前共有鍵」に8文字程度の文字列を設定し、「OK」
7 サーバー管理マネージャの画面から、ローカルブリッジ設定をクリックし、仮想HUBとVPNサーバーのLANアダプタを接続する。
8 リスナーのポートとUDP500、4500を母艦にNATし、パケットフィルタの設定で同ポートを通すようにしておく。Windowsファイアウォールも同様に設定する。

と試して、VPNはつながったのですが、やっぱりDLNAはダメ。

よく調べてみると、そもそもPPTPもL2層のVPNで、そこは一緒。
じゃあどちらも大丈夫な気がするもんですが、インターネットVPNはあくまで擬似的にL2での専用線を仮想しているに過ぎないので、実際はL3(IP)層が使われているし、ルーターも超える。
そして、IPマルチキャストは、原則としてルーターを超えられない。

ということで、DLNAを使ったメディアサーバーは諦め、SMB(ファイル共有)を使ってストリーミングができないか、試してみることにします。