2012年11月24日土曜日

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ

半年以上ぶりの投稿になりますが、また魔法少女まどか☆マギカの話題(笑)です。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカを前後編まとめて見てきました。
以下、TVシリーズ、劇場版、どちらもネタバレがありますので、まずい方は戻ってください・・・









見に行くつもりだったので、ネタバレ予防に関連Webサイトをまったく見ず、予備知識なしで行きました。私がTVシリーズを見て感じたいくつかの違和感に対して、何か新しいアプローチがあるかもしれないという期待がありました。

TVシリーズで特に感じたのは、
1 まどかとほむらが仲が良すぎることへの違和感。というか何か唯一無二の親友扱いになっていますが、さやかちゃんは何だったのでしょう・・・

特に10話、
マミさんが杏子を撃つ

ほむらに狙いを定める

まどかがマミさんを撃つ

生き残ったまどかとほむら

「大丈夫だよ、2人でワルプルギスの夜を倒そう」「うん」
・・・ってお前ら都合よすぎるだろ(笑)
マミさんが「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!」って言ってたのどうするんだ・・・

2 さやかと杏子の和解が早すぎることへの違和感。
いや、こっちはわかるんだよ。もともと、歩道橋の対決の時点で、すでに、杏子の中ではさやかに対する感情は、自分と祈りが同じであることのイラつき、同属嫌悪だった。そこで「さやかちゃん、ゴメン」事件があって、人間じゃなくなったことを知り、他人のための祈りで高すぎる代償を払ったさやかへの感情は、同情と共感へと変わっていったのでしょう。

全体的に、9話以降が、もう少しじっくりと登場人物の感情を描き切ることができれば、という惜しい思いがあった。このシナリオなら、2クールがベストだったなぁ、と。
もちろん、名作中の名作であることは疑いないんだけどね。

こんな感想なので、私は一般的に神扱いの9話以降より、8話までの方が完成度が高いと思っています。そして、さやかちゃんが好きです。
他のキャラは描き切れていない気がするんだよなぁ。行動に「?」って思うことがあって、感情移入しきれないのです。でも、さやかちゃんは世間では人気がありませんね・・・
同人畑のうちの奥さんは、「同人などをする人は、キャラを描ききれてない方が、逆に妄想が色々膨らんで良いのですよ」と言っているので、こんなとこにも原因があるのかもしれませんね。


さて、肝心の映画評ですが、ま、要は9話以降の再構成を期待していたわけです。
前編、後編に分かれていて、前編が8話までだったので、これは期待できそうだ、と思っていました。

うーん・・・
まったく変わっていませんでした。
そりゃ、演出や台詞や絵は変わってましたけど、シナリオはまったく一緒。
個人的には肩すかしでした。

前編は、演出強化がかなりあったのと、さやかちゃんがあちこち可愛く描き直されていたのは良かった(笑)。しかし、8話分を2時間にまとめたので、伏線のカットが結構あった。特に気になったのは、

1 みんな言ってるオープニングの夢落ちが無くなったこと。賛否両論ありますが、私は10話での伏線回収に感動したので、残念でした。

2 マミさんの魔法少女になったきっかけをカットしたので、まどかが魔法少女になると(暗示的に)言った時の「本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの? 傍に居てくれるの?」に説得力がなくなってしまった。
マミさんはやむを得ず魔法少女になり、それからずっと孤独だった・・・という描写がないと、このシーンの孤独から開放された安心の涙と笑顔に理由が無くなってしまう。

3 まどかが魔法少女の才能があることをQBがさやかに伝えていないこと。
これのせいで、あちこちの台詞が変わり、特に8話のまどかとさやかのバス停のシーンで、さやかの苦悩(わたしには才能が無い。まどかは才能があるのに自分では何もしない。どれだけわたしが心配だと言われても、他人事に聞こえる。こんな事思いたくないのに!言いたくないのに!)が伝わらない。

他にも色々カットされているけど、特に違和感に繋がったのはこの3つ。
逆に、8話のまどかとさやかのバス停のシーン、さやかが駆け出していくとき、台詞が無くなった。これは、TV版の「バカだよわたし。何て事を言ってんの。もう救いようが無いよ!」が若干蛇足だと感じていたので、良かった。台詞なくても表情でわかるしね。

後編は、演出については9話のオクタヴィア戦が大幅に強化されていて、見ごたえがあったが、あとはほとんど同じ。もちろん絵や台詞は多少違うが、前編以上に同じ過ぎてコメントが見つからない。
正直、あまりに同じなので、ラストシーンで、「そうか、このエンディングから次のシナリオへの導入を見せて、次回作への引きにするんだね!」って思っていましたら、映画終わりました(笑)

そうそう、みんな言ってるけど、10話のコネクトやるなら主題歌コネクトじゃないと意味がないよね。ついでに、コネクトのラストシーンがまどかとほむらだけになったのも自分的には改悪だなぁ。オープニングのまどかとほむらのベッタリシーンも違和感がある。まどかとほむらの友情物語仕立てにするには、二人が描ききれてなさ過ぎて、「そういう話じゃないからこれ!」と言いたくなる。


総合的には、
1 見たこと無い人は、TVシリーズのDVDかBDをおススメします。全話見るのに抵抗がある人もいるかと思いますが、1クールなので頑張って見てみましょう。
映画よりTVシリーズの方が完成度は絶対高いと思います。

2 TVシリーズを1回だけ見た人で、DVDなどは持っていない人。こういう人は、TVシリーズが面白かった人は見ても損はないかもしれません。少し記憶も薄れているでしょうから、感動をもう一度、巨大スクリーンでどうぞ。

3 DVDやBDで何度も見ている方、違いを見つけてキャッキャウフフする趣味の人以外は、新しい展開は特に無いので、見なくてもよいかなぁ、というのが正直なところ。
ただ、次回作の予告はちょっと鳥肌が立ちました。ラスト1分ですが(笑)


さて、次はエヴァを見に行ってきます。
こっちは、まどか☆マギカと反対に、序~破のシナリオのアレンジが嫌いなので、どうなることやら。

2012年3月21日水曜日

魔法少女まどか☆マギカ 痛板その3

最初に作った板が1回ゲレンデに行ったときに大分痛んでしまったので、また作ってみました。
さすがに3回目なので、1回目に比べるとクオリティが上がってきました。

1回目、2回目は先にボードの大きさの型紙を使って貼る前に切ったのですが、今回は先に板に貼り付けてからはみ出している部分を切る方法にしてみました。
この方が、貼り付け位置の微妙なずれに対応しやすい気がします。
全景。今回はバインディングの位置に画像が重ならないようデザインしました。

左はほむほむとマミさん
先日のまどか☆マギカ展で、マミさんの声優さんである水橋かおりさんがトークショーに出演されていたのですが、
かなり面白い人で新鮮でした。

中央にまどかとロゴを配置
まどかは10話のほむほむパラレル第一回の時の矢を放つシーンが萌えます。
「クラスのみんなには、ナイショだよ!」

右側はケンカするほど仲が良いさやかちゃんと杏子ちゃん
ちなみに私はさやかちゃんが一番好きなのですが、人気が最下位なのが悲しいです。
10話より、11話より、12話より
私は8話が心に響きました。
もう5周ぐらい見てますが、
「わたしって・・・ほんとバカ」のシーンは毎回震えます。

バインディングを装着。
今シーズン、もう1回行きたいけど、仕事が忙しくなっちゃったので無理かもなぁ。

こんな、シーズン末に作ってしまって、メンテナンスのことを思い出したのは完成してからでした。
チューニングに出せません・・・

2012年2月23日木曜日

魔法少女まどか☆マギカ QB痛板

また作ってみました。
今度はみんな大好き悪徳営業QBさんです。
彼の素晴らしい説示をふんだんに散りばめた、
とてもブラックな一品となっております。

2枚目なので、前回の反省を生かして、
・表面に長いことテープを貼ったままにしない
→前回は、ボードに仮留めした段階で休日が終わったので、
  嬉しがってそのままにしていたら跡が残ってしまいました。
・貼った後の水抜きは丁寧に
→前回は水抜きをきちんとやらずに、乾いたらキレイになるんじゃね?
  って放置したら空気一杯になりました。
・貼る前の水はつけ過ぎない
→前回は継ぎ目に水が浸入してしまい、すこし滲んでしまいました。
を気をつけたら、前回よりだいぶ品質が上がった気がします。

今回の反省
・サイズがあまりピッタリ過ぎると、貼り付けで、前半のホンの僅かなズレが
後半で響いてくるので注意。
→少し寄っちゃって1mmぐらいズレちゃったなぁ・・・

前回のボードのデビューは明後日の野麦峠です!
行ってきます♪










 

2012年2月22日水曜日

魔法少女まどか☆マギカ展

先日、大阪で開催された魔法少女まどか☆マギカ展に行ってきました。
コメントをゆっくり書きたかったのですが、仕事が多忙でエントリする暇がなく、そうこうしている内に10日ぐらいたってしまいました・・・
鮮度が落ちるので、とりあえず写真のレポートでお茶を濁しておきます。